体験者の声

「松浦党 ほんなもん体験」には、体験者の方から、多くの声が集まっています!その中から、一部 ご紹介します!
ありがとう 心を込めて いただきます(生徒さんからいただいた文集より)

2011-08-11 今福 I さん

 待ちに待った『漁業体験』が始まり、私は「かご漁」を体験させてもらった。いくつかかごを上げていくと、何か動いているものがかごの中に見えた。それは元気のいいタコで、袋に入れるのも二人がかりだったがうれしかった。その後は「船釣り」を体験させてもらい、カサゴやベラを釣った。
 その夜には、民泊先の方と一緒にとれたばかりのタコとベラを料理して、 晩ご飯で食べさせてもらった。とれたばかりの魚は甘くておいしかった。民泊先では魚の他にもたくさんごちそうを用意してくださっていたので、全部食べきれそうになく、残そうかなと思い始めてしまった。けれどよく考えてみると、人間は生きていくために多くの植物や動物たちの命を犠牲にしている。人間だけでなく、他の動物も食事をするが、食べ物を残すのは多分人間だけではないかなと考えた。魚をとったのは私たちで、私たちは生きるために魚の命をもらっている。だから残すということは魚の命を無駄にするということなので、すごく失礼なことだと思った。そう考えると、残さず食べることができた。
 命を無駄にしないため、私を生かしてくれている命に感謝し「いただきます」を言っていこうと思えた漁業体験だった。

笑顔(生徒さんからいただいた文集より)

2011-08-11 W さん

 民泊にあまりいいイメージを持っていなかったが、民泊をさせてもらったお家のかたは、最初から家族のような話し方で話してくれて、本当の家族みたいだった。おばあちゃんも○○○さんもずっと笑顔でいてくれた。ずっとここにいたいなぁと思った。
 二日間鹿町にいて、いちばん思ったことは、鹿町の人たちは本当に優しい心をもっているんだなぁ、ということだ。あんなに優しくて、周りの人を幸せにしちゃうような素敵な笑顔は、優しい人だからこそできる笑顔なんだと思う。すごく不安でも、どんなに疲れていても、笑顔で元気になれるんだと思った。
 私が住んでいる街にもそんな笑顔があったらいいなと思うから、笑顔でいたいなと思う。そして、周りの人を元気にしてあげられるような人になりたいと思う。
 おばあちゃん、○○○さんありがとう。また行くけん!! 待っててね!!

ステキなお母さん

2010-06-17 生月 A さん

初めは民泊と聞いて、とっても不安でした。
けど実際に民泊をして本当の娘みたいに可愛がってくれたり、料理を教えてくれたり、夜に海岸を散歩して星を見たりと、とってもステキな思い出ばかりです。
また、家族や友達の大切さも教えてくれました。長いようでとっても短い二日間でしたが、とても充実していて一生の宝物です。
最後にお別れをする時に、お母さんは最後まで笑顔でいてくれた事を私は今でもまだ覚えています。「苦しいことや悩みがあったらお母さんに相談してくれていいのよ」と言ってくれた時は、本当に涙が出てきてしまいました。あのお母さんの笑顔は一生忘れません。
またいつか絶対お母さんに会いに行きたいと思いました。

得たもの(生徒さんからいただいた文集より)

2010-04-07 青島 H さん

 昔のトラウマで私は人と接するのが苦手。友達や先生なら未だしも、知らない人や男子と話すのは本当に接し方に困る。普通の学校生活なら関わり合いたくなければ方法はいくらでもある。でも今回の修学旅行では男子と行動しなければならない時がある。そして何よりもホームステイが私にとって難関だった。知らない人の家に泊めてもらうなど言語道断、心配のしすぎのせいか当日体調を崩すの始末。
 対面式の時ホームステイ先の方が来られた時は本当にちゃんと接することが出来るか不安で不安で仕方がなかった。泊めて下さる○○さんに最初は話すことが出来なくて黙ってしまったけれど○○家の方はとても優しく接して下さった。夕食の時は同じ団地に住んでいる○○さんの知り合いの方も一緒に食べた。その方もすごく優しく年長と小二の子供たちもとても私に懐いてくれた。本当に我が子の様に接してくれている○○さんを見ているうちに、私もいつの間にか普通に笑顔で接することが出来ていた。
 三日目の自由行動も思っていたより嫌なものではなく、男子もちゃんと私たちが物を買っている時、待っていてくれた。やはり話をすることはあまり出来なかったが、一歩前に進めたので良かったと思う。
 まだ人と接するのは苦手。でもこの修学旅行で少し分かったことや変わったことがある。笑顔は周りの人をも笑顔にさせること。それに苦手だからってそれから逃げないこと。今回、私がこの修学旅行で得たものは目には見えないけれど、とても大きなもの。